香りを伝える
由緒ある寺院に抱かれ、
王朝文化の美意識が息づく京都は
飛鳥時代、百済から伝えられた
仏教の後を追うようにして
生まれた香りの文化を育んだ舞台。
その根底に流れる古都の伝統と格式を守り重んじつつ
未来へつながる“香り”を創造いたします。
素材を活かす
天然の香原料だけを吟味し、本物の香りを追求しています。
ひとつとして同じものが無い香木を見極め
素材の個性と向き合います。
職人の手作業で美しく、そしてきめ細かに
香木に生命を吹き込みます。
ともに歩む
京都・桂離宮畔に構えた工房兼店舗では
香木の吟味、粉砕から調合まで一貫して行っております。
おかげさまで全国各宗派、総本山御用達の過分な命を賜り
今日まで天香堂の香りを守ってまいりました。
時を越えて変わらぬ品質を
心をこめてお届けいたします。
おもてなしの心
日本に息づく香りの文化は
御仏や客人への心遣いやもてなしの心にはじまります。
水源を桂離宮と共にする……その清涼感
ゆかしき香りは、心を満たすおもてなし